おやつの与えすぎは良くないものの、飼い主とのコミュニケーションツールとしてとてもいい働きをします。愛犬のストレス解消にも一役買ってくれますしね。そんなおやつですが、やはり与え方を間違えると、愛犬の健康管理がうまくいかず肥満になってしまうことも。どのようなことの気を付け、おやつを与えればいいのでしょうか。
おやつはいつ与えればいいのか
犬の食生活に本来おやつは必ずしも必要ではありません。そのため、1日のうち必ず〇回与えなければならないという決まりはないのです。おやつは基本的にコミュニケーションツールとして、または躾けを行う場合もご褒美として活用するのが一番だと思います。
犬種やライフステージによって、1日の必要摂取カロリーは違います。おやつはその摂取カロリーをオーバーしないように調整しなければいけません。
- 躾けを行う場合
- 出かける際騒ぎ始めた時の気をそらすアイテムとして
1回に多く与えることはせず、少量ずつ与えると、愛犬の満足感もアップします。
どんなおやつを選べばいいのか
ペットブームが到来し、ペットショップにはさまざまな愛犬のためのおやつがずらりと並びます。多くの種類があるため、どんなおやつを選べばいいのか悩みますが、肥満を予防したい、解消したいを思っている飼い主さんは、このようなことに気を付けておやつを選ぶといいでしょう。
糖質の多くないもの
クッキーなどの小麦などを使ったおやつは肥満予防には向いていません。炭水化物は犬にとって消化しにくい食材でもあり、あまりおすすめできません。
砂糖や油を使用していないもの
肥満予防や解消に、砂糖や油が良くないことは常識。
カロリーの低い肉
保存料や酸化防止剤を使用していない無添加のおやつがおすすめですが、中でも肉類は犬にとって重要な食材のひとつ。牛肉はあまり低カロリーではないため、鶏胸肉やササミ、鹿肉などを使用したものを選びましょう。
魚を使用したおやつ
魚を使用したおやつも肥満気味の愛犬にはおすすめ。DHAやEPAを多く含み、脂肪を減少させる働きが期待できます。ヘルシーでカルシウムも豊富。
おやつは肥満の原因となることは事実ですが、さまざまな工夫をすることで愛犬、そして飼い主の関係にとても有効に働いてくれます。おやつ選び、そして与え方を間違えないようにしましょう。